【特集】 「工芸大の学び」 - vol.1 工学部 メディア画像学科

メディア画像学科で学ぶ学生の声

CG・映像情報コース4年<br>鈴木 裕華 さん
メディア画像学科4年
鈴木 裕華 さん
Q. あなたが東京工芸大学の工学部メディア画像学科に入学した理由を教えてください。

幼い頃から『ものづくり』が好きで、将来は映像関係の技術者になりたいと思っていたのでメディア画像学科に入学しました。

Q. メディア画像学科は一言でいえばどんな学科ですか? 

一言でいえば、『知識と共に技術が身に付く場』だと思います。なぜなら、演習の授業がとても多いからです。自ら手を動かし実践していくことで知識だけでなく技術も身につけることができるという印象があります。

Q. メディア画像学科でどんなことを中心に勉強していますか。またそのおもしろさはどんなところにありますか。

CGや映像の技術や知識を中心に勉強しました。自分の学びたい知識や技術に関わることを学べるので、広く学びを深めることができます。

Q. 今、特に力を入れて取り組んでいることを教えてください。

卒業研究です。ARという技術を使って『会いたい人に会える』コンテンツを研究しています。ARマーカ(QRコード)を読み込むと実際にいる人物が立体的に表示され、動き出すというものです。

Q. 東京工芸大学に入って良かったと思うこと、あなたにとって東京工芸大学の魅力は何ですか?

将来の目標が叶ったことです。ここで学んだことを活かし、就職活動に臨んだことで映像関係の技術職として春から働くことが決まりました。将来に対して親身に相談に乗ってくれる教授の方々や就職支援課の方々がいることは最大の魅力だと感じます。

Q. 東京工芸大学での学びで身についたこと、自分が成長したと思えること、将来に生かすことができそうだと感じるのは、どんなことですか?

CGや映像だけでなく、それに必要なプログラミングや色彩の知識が身に付いたことは、今後、社会人になってからも活かせることができると思います。

Q. 将来の夢や希望を教えてください。

自らの技術で人々に役立つ『ものづくり』をしていきたいです。そのために努力を惜しむことなくしていきたいです。

画像科学コース<br>工学研究科メディア工学専攻<br>博士前期課程2年<br>佐藤 貴則 さん
工学研究科メディア工学専攻
博士前期課程2年
佐藤 貴則 さん
Q. あなたが東京工芸大学の工学部メディア画像学科に入学した理由を教えてください。

昔からレーザーやLEDなどの光デバイスに興味を持っていたのと同時に、コンピュータプログラミングにも興味を持っていました。メディア画像学科ではその両方を深く学ぶことが出来るとため、入学を決意しました。

Q. メディア画像学科は一言でいえばどんな学科ですか? 

メディアというテーマにおいて、ハードとソフトの両方から幅広く学ぶことができる学科だと思っています。また、2年次以降は、より専門的な分野を自ら選択して深く学ぶことができるカリキュラムが組まれているのも特徴の1つだと思います。

Q. メディア画像学科でどんなことを中心に勉強していますか。 またそのおもしろさはどんなところにありますか。

私は主に光と画像の応用技術を中心に勉強をしています。勉強をしていて面白いと感じるのは光や画像について学べば学ぶほど、世の中で自分が恩恵を受けているメディア機器や装置について本当の仕組みが理解出来ることと、光や画像にはまだまだ自分の知らない未知の可能性が広がっていることを実感できるところです。

Q. 今、特に力を入れて取り組んでいることを教えてください。

私が今一番力を入れていることは、ブルーレイディスクの40倍以上の大容量でありながら、高速の読み書きが期待され、次世代の光記録媒体として注目されているホログラフィックメモリについての研究です。

Q. 東京工芸大学に入って良かったと思うこと、あなたにとって東京工芸大学の魅力は何ですか?

工学部の学生だけでなく芸術学部の学生とも1つのテーマに関して議論をしながら、工学と芸術の双方の知恵と技術を合わせて作品を作る工芸融合科目があることが東京工芸大学の強みであり、最大の魅力だと思っています。

Q. これまでの学びなかで、特に印象深く覚えているエピソードがあれば教えてください。

今年の8月にスペインで開催された国際学会で自分の研究成果を発表する機会がありました。世界各国の研究者や学生と英語を使って研究テーマについて議論を交わすことで、研究内容についての新たな発見や英語でのコミュニケーションの取り方など非常に多くの事を学ぶことが出来ました。

Q. 東京工芸大学での学びで身についたこと、自分が成長したと思えること、将来に生かすことができそうだと感じるのは、どんなことですか?

勉強や研究を通して、発生した問題についての解決策を今までよりもっと深く考えるようになり、結果として論理的思考や分析力が養われたと思っています。また、自分の発表する研究内容などを如何にわかりやすく伝えるかということに対してのプレゼン能力なども入学する前に比べて成長したと感じています。

Q. 将来の夢や希望を教えてください。

私の将来の目標は、自分の培ってきた知識や技術を使って、より利便性や安全性のあるメディア機器を開発し、人々の生活の向上に役立てることです。このような目標のため、今後も日々努力を重ねていきたいと思っています。