【特集】 「工芸大の学び」 - vol.1 工学部 メディア画像学科

メディア画像学科 Q&A

メディア画像学科の学びQ&A (実験・演習の進め方、学習支援センターの利用等)

Q. 授業はどのような形で進められるのでしょうか?

A. 大学の授業は、大きく分けて講義、演習、実験の種類があります。講義とは先生が話をして進める授業、演習とはあるテーマについて課題を解いたりディスカッションなどをしながら進める授業、実験とはあるテーマについて器具や設備を使いながら結果を出してまとめる授業です。
メディア画像学科では1、2年次に基礎演習の科目を4つ設けていて、学科の学修に必要な知識をしっかりと身につけることができるようにしています。また、卒業研究を進める時などに必要なスキルについては、基礎・応用の実験科目により身につけることができます。
入学して最初の学期(1年次前期)に「メディア画像セミナー」という科目を受けることになります。この授業で、これからの演習や実験の進め方やレポートの書き方などもやさしく解説しながら学べるようにしています。

Q. 授業の時間割はどうなっていますか?また、アルバイトはできますか?

A. 多くの高校と違って、大学は自分で受けたい授業科目を選択して時間割を作ることになります。
メディア画像学科では、学生が集中して学べるよう、1時限目から4時限目に必要な科目を学べるように授業を配置しています。そのため、5時限目の時間を宿題にあてたり、サークル活動に取り組むことができます。
アルバイトについては、授業が終わった後に行っている学生が多くいます。時間を有効に使って、学業とうまく両立させているようです。

Q. 高校時代に勉強していない教科があるのですが、だいじょうぶでしょうか?

A. 文系の課程等出身の学生や理系科目が不得意な学生が無理なく学べるよう、1、2年次にメディア画像基礎演習A・B・C・D(必修)という少人数制の能力別授業で数学や英語の基礎的な内容をじっくり身につけられるようにしています。
さらに「学習支援センター」で学習のサポートも行っています。ここでは、高校で長年数学や物理を教えていたチューターや、先輩の学生がつまずきやすいところや授業で分からなかったところについて質問を受けつけて、その解き方をやさしく教えています。また、レポートのまとめ方などもサポートしますので、安心して学習することができます。

Q. 学科で分からないことがある場合はどうしたらよいでしょうか?

A. メディア画像学科では、アドバイザー制度を行っています。これは、学生が学生生活で困ったことがあった時など気軽に相談できるよう、教員が分担して各学年のアドバイザーになっているものです。また、授業で分からない点については、「学習支援センター」でも相談を受けつけています。

Q. 資格を取るのに役立つ授業はありますか?

A. メディア画像学科の授業は、CGエンジニア検定や色彩検定などの資格を取るのに役立つ内容が含まれています。取得した資格によっては、単位として認定されるものもあります。
学科の授業のほか、教職課程や学芸員課程を履修すると、教員免許状(高等学校1種情報・工業)や学芸員資格を卒業時に得ることができます。

Q. 芸術系の学科とどちらが良いか迷っています。

A. メディア画像学科のカリキュラムには、コンピュータ・音・映像・グラフィクス・色彩・3D印刷・プロジェクション・ディスプレイ・光・プログラミング・センサといった、芸術系でツールとして使われるメディア技術がギッシリ詰まっています。一つの学科にいながらこれらすべてを学べるのは、メディア画像学科だけです。さらに芸術学部の学生とチームを作って映像制作を行ったりするプロジェクトもあり、芸術表現に必要な知識や技術を身につけ、芸術表現にそれを使っていく活動を行うことができます。在学生や卒業生にも、芸術系の業界で活躍している先輩がたくさんいます。

Q. 卒業研究はどのように進められていますか?

A. メディア画像学科では4年次生になる前に研究室に配属され、卒業研究や卒業演習に取り組むことになっています。卒業研究の場合、研究室の指導教員と相談して決めた研究テーマについて研究計画を立てて実験などを進めていきます。