2D画像を3D化するためのデプスマップ作成法に関する研究

映画、テレビ、録画機器の3D化が進み、立体映像を視聴する機会が増えてきています。その中で、2Dコンテンツを3Dで鑑賞したいといった要求や、3Dコンテンツの制作現場における3D撮影の難しさが指摘されています。それらの解決策の一つとして、2D/3D変換技術に対する重要性が高まっています。当研究室では、2D写真を家庭で手軽に3D鑑賞するといった場面を想定し、まず、2D写真内の人物顔部分のデプスマップを自動作成する手法について検討しています。図は元写真(左上)、顔検出(右上)、髪の毛検出(左下)、デプスマップの作成(右下)です。